2009年5月23日撮影
今朝はホーランエンヤについて少し書きたいとおもいます。
ホーランエンヤは大井、福富、矢田、馬潟、大海崎の5地区の漁師さんが神様たちの船を助けた事から始まったお祭りです。
ですから、櫂伝馬船を出せるのはこの5地区だけです。
この地区は松江の東側の漁師、農家が多い地区です。
当然お年寄りが多い地区になってきてます。
若い人たちは都会に就職したり、専門学校や大学も県外に行く人が多いです。
今年初めて地区で人が集まらずに地区外の人を入れてやった地区もあります。
12年後は多分全地区で人が足りなくなるでしょう。
地区の誇りとかも薄れてしまうでしょう。
地区、地区で踊りや衣装、掛声や節回しまで微妙に違ったりします。
教える方も当然年を取って来ますし、地区にいるかどうか不明です。
12年に一度って一応決まっています。
しかし、実行出来るかどうかは微妙なんです。
今回も実行が決まったのはつい数年前。
準備にも年月が掛かります。
衣装も全部地区の婦人たちが手作りで作ってます。
残していきたいお祭りです。
12年後も実施される事を願います。
ほんとただただ願う事しか出来ないのですが。
実施されればまた撮影してご紹介したいと思ってます。
65歳ですからまだ生きてるでしょうし。
重い話になりすいません。